アメリカ海軍の空母11隻の現在位置と状況
Tokyoアメリカ海軍には11隻の航空母艦があります。それぞれが配備されているか、整備中です。現在の位置と状況についての最新情報をお知らせします。
USSセオドア・ルーズベルトはサンディエゴを拠点としており、1月からインド太平洋地域で活動していますが、現在は南シナ海にいます。一方、USSロナルド・レーガンは日本に配備されており、フィリピン海を巡回中で、間もなくサンディエゴに向かう予定です。
USSハリー・S・トルーマンはノーフォーク沖に位置しており、10月または11月に予定されている展開に向けて準備を進めています。USSカール・ヴィンソンはサンディエゴにあり、同様に展開に向けた準備中です。この艦は7月の環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加し、その後、年内に太平洋指令部に展開される予定です。サンディエゴに拠点を置くUSSエイブラハム・リンカーンは最終訓練演習を完了し、7月に太平洋指令部に展開する予定です。
USSジョージ・H・W・ブッシュは昨年12月にメンテナンスを開始しました。USSジェラルド・R・フォードは配備から戻り、約1年間のメンテナンスに入っています。USSジョン・C・ステニスは、2021年5月に4年かかる大規模な燃料補給及び修繕を開始し、2025年の復帰が見込まれています。USSニミッツは2023年10月にメンテナンスを始め、今年後半に準備に移行します。
PCU「ジョン・F・ケネディ」は現在建造中であり、来年には海軍に引き渡される予定です。
空母は様々な段階にあり、現在運用中のものから大規模な修理や改良が行われているものまであります。USSセオドア・ルーズベルトとUSSロナルド・レーガンは現在、インド太平洋地域に配置されており、アメリカ海軍がこの重要な地域に注力していることを示しています。
USSハリー・S・トルーマンとUSSカール・ヴィンソンは、配備の準備を進めています。カール・ヴィンソンは、まず大規模な国際軍事演習であるリムパックに参加し、その後太平洋司令部に向かう予定です。USSエイブラハム・リンカーンもまた、太平洋司令部に合流するため準備をしています。
メンテナンス作業により、空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」と「ジェラルド・R・フォード」は忙しい状態です。「ジェラルド・R・フォード」は良好な状態を維持するために約1年間のメンテナンスに入ります。その一方で、「ジョン・C・ステニス」は主要な燃料補給とアップグレードが行われており、重要なシステムの改善によって運用寿命が延長される予定です。
現在、USSニミッツはメンテナンス中ですが、今年後半には訓練演習を開始する予定です。この訓練は、ニミッツが将来の海軍任務に備えるために重要です。
PCUジョン・F・ケネディは現在使用されていませんが、来年には海軍の艦隊に加わる予定です。これは、艦隊の拡大と更新を進めるための取り組みの一環です。
海軍は常に備えを整え、将来の能力に投資しています。各航空母艦は、世界中での<強力な海軍力と即応性>を維持するという目標達成に貢献しています。
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